雇用関連の助成金(代表的なもの)
資金として融資を受けることを検討するのであれば、助成金も調べるべきです。
助成金も融資も、会社にとってはお金が入ってくることになるのですが、融資が返済義務のあるお金であるのに対して、助成金は返済の必要がありません。
(ただし、タダでもらえるということは、とてもありがたいことですが、いろいろな条件があるので、手間はかかります。)
雇用関連の助成金にはさまざまなものがあり、すべてをご紹介することはできませんので、ここでは代表的なものを述べます。
特定求職者雇用開発助成金
従業員を雇い入れた場合の助成金で、以下のコースがあります。
特定就職困難者コース
発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース
就職氷河期世代安定雇用実現コース
生活保護受給者等雇用開発コース
成長分野等人材確保・育成コース
トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)
職業経験、技能、知識等から安定的な就職が困難な求職者を、トライアル雇用する事業主に支給されます。
求職者を短期間(原則として3箇月)試行的に雇用し、早期就職の実現や雇用機会の創出を図ることを目的とするものです。
障害者雇用納付金制度に基づく助成金
障害者の雇用の促進等に関する法律には、障害者の雇用を促進するために障害者雇用率が定められており、障害者雇用率を達成しない事業主から、障害者雇用納付金を徴収しています。
障害者雇用納付金制度に基づく助成金とは、この障害者雇用納付金を財源として、障害者の雇用のための施設・設備の整備等や雇用管理の整備等の措置を行う事業主に、その費用の一部を助成するものです。
障害者雇用納付金制度に基づく助成金には、各種のものがあり、受給要件や給付内容が多様です。
障害者作業施設設置等助成金
(第1種作業施設設置等助成金)
(第2種作業施設設置等助成金)
障害者福祉施設設置等助成金
重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金
障害者介助等助成金
(職場介助者の配置または委嘱助成金)
(職場介助者の配置または委嘱の継続措置に係る助成金)
(手話通訳・要約筆記等担当者の委嘱助成金)
(障害者相談窓口担当者の配置助成金)
(職場復帰支援助成金)
(職場支援員の配置または委嘱助成金)
(重度訪問介護サービス利用者等職場介助助成金)
職場適応援助助成金
(訪問型職場適応援助者助成金)
(企業在籍型職場適応援助者助成金)
重度障害者等通勤対策助成金
(住宅の賃借助成金)
(指導員の配置助成金)
(住宅手当の支払助成金)
(通勤用バスの購入助成金)
(通勤用バス運転従事者の委嘱助成金)
(通勤援助者の委嘱助成金)
(駐車場の賃借助成金)
(通勤用自動車の購入助成金)
(重度訪問介護サービス利用者等通勤援助助成金)