健康保険と厚生年金保険の手続き
共通の手続き
健康保険と厚生年金保険は制度上、共通の手続きを行うものがあります。
どんなときに手続きが必要となるのか、主なものを述べますと、
事業所に社会保険に新規に適用させる(加入する)とき
事業所の所在地や名称を変更したとき
被保険者となる従業員を採用したとき
被保険者の標準報酬月額の定時決定をしたとき
被保険者の標準報酬月額の随時改定をしたとき
被保険者に賞与を支払ったとき
被保険者が退職したとき
被保険者が育児休業を取得し、保険料を免除してもらうとき
被保険者が産前産後休業を取得し、保険料を免除してもらうとき
といった場合です。
健康保険の手続き
健康保険の手続きは、被保険者のプライバシーにかかわることが多いので、事業主および手続きの担当者は個人情報の取扱いとして慎重に対処してください。
どんなときに手続きが必要となるのか、主なものを述べますと、
被扶養者の異動があったとき
被保険者証を滅失したとき
任意継続被保険者となるとき
業務外の事由による疾病や負傷により、被保険者が労働することができず賃金を受けていないとき
被保険者が出産したとき
被扶養者が出産したとき
被保険者が死亡したとき
被扶養者が死亡したとき
保険給付の原因が第三者の行為によって生じたとき
といった場合です。
厚生年金保険の手続き
ここでは働いている間に行われる厚生年金保険の手続きを、述べますが、これらは、将来の年金給付が正しく行われるためのものという感じがします。
どんなときに手続きが必要となるのか、主なものを述べますと、
基礎年金番号通知書を紛失したとき
老齢年金の請求手続き
といった場合です。